真剣勝負

- Collection002 -

議論パート①/④

共通情報①を読み、議論を進めてください。

(推奨時間5分)

共通情報①

現場の稽古場から出ると中庭があり、その先に当主の住む大きな屋敷がある。
その屋敷を囲むようにして門弟たちの住まいがある。
広い中庭には大きな池があり、傍らには古びた土蔵がある。

ろく兵衛の腹が真一文字に切り裂かれている。手には真剣を握っている。

門弟①の発言
「叫び声があがり、少しずつ稽古場に人が集まった。
しばらくして、トオル殿が稽古場から急いで出ていき、7:30頃にまた戻ってきた。」

門弟②の発言
「『はねきり』は歴代の当主が受け継いできた名刀です。ろく兵衛様は土蔵に置いていたはずです。ご遺体が握っているのは、普通の刀ですね。」

『青燕』流一門にまつわる列伝の一節。

「25代目当主・しん兵衛(しんべえ)の遺言状により、息子ろく兵衛が26代目を襲名。」

日付によれば、55年前の出来事だ。

5分経過したら、全員一斉に議論パート②へ進んでください。

議論パート②へ

議論パート②/④

共通情報②を読み、議論を進めてください。

(推奨時間5分)

共通情報②

トオルの腰には、普通の刀と、年季の入った格調高い刀が携えられている。

門弟③の発言
「6:10頃、ろく兵衛様が屋敷の方へ向かっていくのを見た。
何やら真に迫ったような面持ちであったぞ。」

『青燕』流一門にまつわる列伝の一節。

「8代目当主・万吉(まんきち)から引き継いだ9代目当主・行事行儀(ぎょうじぎょうぎ)は隻腕であった。されど、その剣の実力は一門史上最強との誉れが高い。」

「21代目当主・弥助(やすけ)は当主になってすぐに心を病んでしまった。」

5分経過したら、全員一斉に議論パート③へ進んでください。

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議論パート③/④

共通情報③を読み、議論を進めてください。

(推奨時間5分)

共通情報③

門弟④の発言
「すべてろく兵衛様の管理下ですが、里には何十振りか真剣があるはずです。
基本的な鍛錬や稽古には模造刀を用いるので、ろく兵衛様を除けば、普段から真剣の所持を許されている者は師範代のトオル殿のみですなあ。」

門弟⑤の発言
「池の鯉の餌やり、今日の朝はゆき丸殿が当番だったはずだ。」

『青燕』流一門にまつわる列伝の一節。

「13代目当主を襲名した細髑髏(ほそどくろ)の剣術は、達人にも避け難い変則の型。」

「『青燕』の歴史と思想を拒み、かつて里から離れた分派あり。」

5分経過したら、全員一斉に議論パート④へ進んでください。

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議論パート④/④

共通情報④を読み、議論を進めてください。

(推奨時間5分)

共通情報④

ゆき丸の着物には、水で濡れたような形跡がある。

門弟⑥の発言
「ろく兵衛様が当主を襲名したのはお若い頃だったはず。
当時を知る年代の者は引退して、もう里には残ってないのではなかろうか。」

門弟⑦の発言
「先ほど、よそへ修行にでている門弟たちから電話があった。
ろく兵衛様の死については知らなかったようで、驚いていた。」

ろく兵衛の書斎にあった日記
「在りし日の父に思いを巡らす。我ら当主は、重い伝統を背負う。」

5分経過したら、全員一斉に次へをクリックしてください。

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残り3分。最終的な話し合いをしてください。

議論パートはこれで終了です。

続いて、推理パートに移ります。

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