背教
- Collection004 -
議論パート ①/④
共通情報①を読み、議論を進めてください。
(推奨時間12分)
共通情報①
3人は秘密基地にて状況を整理する。
村の人口は50人ほど。
子どもと言える年齢の者はイワン、ボリス、ナターリヤだけだ。
村の中心。『空の神』に祈りをささげる聖堂がある。
ヤーコフはその医務室で保護されている。聖堂の横には聖職者アズレトの家が建っている。
村の南端。中心部からおよそ15分の距離。
イワンの家や、ナターリヤの家が建っている。すこし先に山への入り口がある。
村の北端。中心部からおよそ15分の距離。
村で共有する井戸や、子どもたちが秘密基地として入りびたっている廃屋がある。
今朝、大人たちが聖堂に集まっていくなか、道端で3人が耳にした会話。
「昨日、ドナートが殺された。・・・あれは子どものしわざだ」
喋っていたのは農夫のピョートル、聞いていたのは修理屋のセルゲイだ。
12分経過したら、全員一斉に議論パート②へ進んでください。
議論パート ②/④
共通情報②を読み、議論を進めてください。
(推奨時間12分)
共通情報②
イワンは、子どもに不釣り合いな革の鞄を肩にかけている。
ナターリヤの両手の指が、あぶられた様に軽く火傷している。
秘密基地を調べてみた。床におちている少量の褐色の粉。
入れものからこぼれたようだが、袋などは見当たらない。
ユスチンについての知識。
木こり。細身の男。仕事ぶりは真面目。
酒癖が悪く、そのせいもあって独身者である。
ヤーコフについての知識。
傷はまだ重く、完治には時間がかかりそうだ。
昼夜を問わず、空に向かって熱心に祈りを捧げているようだ。
この村落は、3人の父祖の世代によってこの山間の地に開拓された。
12分経過したら、全員一斉に議論パート③へ進んでください。
議論パート ③/④
共通情報③を読み、議論を進めてください。
(推奨時間12分)
共通情報③
「『空の神』の力が最も満ちるとき」とされている夏至には、村の皆が聖堂の広間に集って大礼拝を捧げるのが習わしだ。
ピョートルについての知識
たくましい体の農夫。1年半前に病気で恋人を亡くしている。
その恋人が飼っていた大きな犬を可愛がっており、今朝も連れていた。
ヴァルヴァラについての知識。
未亡人。看病を怠って夫を死なせたとされ、誹謗を受けていた。
人目を避けていたのだろうか、半年ほど前からずっと姿を見かけなかった。
村の中では「汚らわしい」という悪評が立っていた。
秘密基地を調べてみた。棚に置いてある便箋。
「同志よ、君が聖職者として使命を果たせるよう祈っている。報せを待つ。
大いなる存在を否定する者をうち滅ぼすことができるように。 団長より」
新たに共通ミッションが追加されました。
③大人たちに伝えなければならないことを考える。
12分経過したら、全員一斉に議論パート④へ進んでください。
議論パート ④/④
共通情報④を読み、議論を進めてください。
(推奨時間12分)
共通情報④
尊ばれる戒律、五。
「背教を許さず、あぶり出せ。大いなる存在を認めぬ者は人にあらず」
3人は秘密基地を出て、大人たちが集う聖堂へ向かった。
広間では、アズレトが皆に訴えかけていた。
「・・・生きていくためには、ああするしかなかったのでしょう。
私は聖職者として、見て見ぬふりをしてきました。もっと早く、その苦境に寄り添うべきでした。
まだそう遠くへは行っていないはず。今度こそ連れ戻し、再び迎え入れなければ。
どうか協力してください。さぁ・・・」
12分経過したら、全員一斉に次へを押してください。
残り5分。最終的な話し合いをしてください。
議論パートはこれで終了です。
続いて、推理パートに移ります。